なんと!国民の80%が加入していると言われる生命保険。
中でも終身保険に
「老後の備えになる」とか「積み立て預金になる」とすすめられるがまま加入していませんか?
これって本当なのでしょうか?

コロナ禍で不安やストレスが絶えません。
お金の不安だけでも解消しておこうと、支出を見直していると、保険の契約内容に疑問を抱きました。

この疑問を解決すべく、じっくり見直し、わからないところは調べて、直接ライフプランナーさんに聞いて、明らかになったことを数字で明示しながらわかりやすく書いていきます。

終身保険が自分自身に、家族に、本当に必要かどうか自分で判断できるようになります。

終身保険とは

死亡もしくは高度障害状態になったときに死亡保険金が支払われる保険。
あくまでも保険です。
従って、目的がお金を増やすであれば、必要ないということになります。

終身保険がノーリスクの投資って本当?

「毎月決まった金額を支払って、数十年ほったらかしにしていると、いつの間にか増えている」
「だから年金のように受け取れますよ」とこんな風に説明を受けたことがありますよね。




例えば、130万円保障の終身保険に加入したとします。
払込金額は1,030,000円
今回の支払い方法は、一括。
(月々払うと若干誤差が生じますが、そんなに変わりません)

私に何かあった時
そう、死んだら、130万を主人が受け取ります。
103万円支払って130万円受け取るという保証が確定している。

もし、この契約を1年以内に解約したとしたら、解約返戻金額は870,000円。
加入した時点でかなりのマイナスとなっています。
このマイナス(103万-87万=16万)が所謂手数料

だからビルが建つ。
プランナーは高級車に乗って、オーダースーツに身を包む。

この保険を最も高く受け取る方法は、私が死ぬこと。

miimii

・・・  

保険ですから何かあった時、最大の力を発揮してくれます。

「いやいや、預けたお金は運用してますよ」とプランナーさんは説明してくれます。

ですよね!
利回り0%、1.5%、3%と3パターンを示してくれます。

仮に3%で運用できたとして、払い込み金額1,030,000円を超えるのは6年後。
金額にすると、1,042,000円。
1,042,000-1,030,000=12,000円
6年の運用で12,000円

miimii

チュールがたくさんたべられるね

要は、払い込んだ時点で20万円持っていかれ、6年でちょっとおまけして返してくれるって感じです。
チュールはめっちゃ買えるかも。。
だけど貯蓄?!

あくまでも保険です。
私が死んだら、1,030,000円の払い込みで130万円も受け取ることができます。
だんな、、、喜んでくれるかなぁ?!

最大のリスクは私が生きていることのように思えて仕方ない。

ちなみに「ドル建てだから大丈夫!」の根拠もありません。

お金を増やしたいのであれば、投資にまわす

では、もし、自分でお金の管理をして、投資にまわすとどうなるでしょうか?

払い込み金額1,030,000円を元本に同じく3%で運用できたとします。
1,030,000円×3%=39,000円
6年の月日が経過すると
39,000円×6=234,000円。

1,030,000+234,000=は1,264,000円になります。




保険の場合1,042,000円
投資の場合1,264,000円

この差222,000円。

どうですか?この差。
変な汗出てきたわ。

でも何かあった時って声が聞こえそう。
そう、私が死んだらもっとも多く受け取ることができます。
130万円ね。終身保険はあくまでも保険ですから。

まとめ

終身保険は増やすことが目的なら、必要ありません。
自分でお金の管理をしてもっと賢く効率よく増やしましょう。

それでもお金の管理がなかなか自分ではできない。
ほったらかしで増えててほしいという人には、終身保険もいいかもしれません。

お金は本当に大事!!
気にかけて、大切に扱う程、応えてくれますよ。

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